2007年4月23日 (月)

天気晴朗なれど

きのう、南の風に追われて枝垂桜のはなびらが舞い踊っていた。

まるで、桜の精が薄衣で軽やかに舞っているかのようだった。

昼過ぎには、地表から、たんぽぽ達が吾子と永の別れの

見送りをしていた、胞子たちはまるで(しろっこ)のように

希望をだいて振り返りもせずに北に旅立った、春たけなわだ。

夕べの雨で散ってしまうかと思ったが、半分以上残り、今朝は

いわゆる、葉桜の妙を見せていた、のどかな春の日に

なりそうだった。しかし突然、我が寄宿人たちに緊急事態が

発生、卵を抱え始めた我家のツバメに対し、何処よりともなく

きたツバメのアベックが立ち退き、明け渡しを迫っているらしい、

一羽は卵を抱えているので2対1の戦闘が始まった。

ギチギチギチギュウ、ギチギチギュウー、と一坪半位の

玄関の中で熾烈な戦いだ。手助けしたいが、どれが敵か

どれが味方か分らない、第一手が出ない、仕方ないので

「がんばれ、まけるな」と云うしかない、疲れるらしく途中休憩

も挟んで約30分、激闘の末追い払った、見分けが付かないので

亭主が追い払ったのか、女房が勝ったのか分らんが

とにかく勝った。西部開拓史で原住民のインディアンが白人を

撃退した気分、メデタシ、メデタシ。妻いわく、「去年巣立った子が

来たのかしらねェ」 そう聞いたら一寸複雑、突然来てあれだけ

主張するのだから、そうかも知れない。メデタシも半減だが

なんとか、いい住処と家庭を築いてと願う。

午後は曇っていたが風もなく平穏だった。