S君から冬の便り、
福島に住む友人S君から宅配便でリンゴが届いた。
私も母も荷解きが出来ないので、息子か妻が帰ってくるまで
〔おあずけ〕だ。S君とは東京にいた頃、仕事の関係の
講習会で知り合った。以来30数年の付き合いだ。
二つ歳下の彼は私に対して、ちょっとしたライバル心を
持っていたようだ、私が結婚をすると暫らくして結婚をし
私が独立の為、東京を引き上げると暫らくして彼も故郷の
福島に帰り独立した、私が車を買ったと言うと似たタイプの
車を買った、私がゴルフを始めると彼も始めた。
極めつけは私が病気で車椅子の世話になると、一月後
彼は足に大怪我を負い4年後の今も後遺症に苦しんでいる。
その事を知った時は二人共お互い絶句した。
でも彼の場合はビッコをひいて痛がりながらも仕事に
復帰している、最後まで私を追わなくて良かったと思っている。
リンゴの御礼の電話をしたら「先日久しぶりにゴルフに
行ってきたが散々な目にあい、もうやめだ」と言っていた。
言葉とは裏腹、声は元気だった「春になったら会いに行くか
らね」リンゴもうれしいが来春の邂逅もうれしい。
二年ぶりだろうか。S君も来春は還暦だ。










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